20230517 運動の第3法則を破っていきたい
基本的に21:00に寝て4:00前後に起きる生活をしているので、夜に打ち合わせが入ると結構眠い。
こればっかりは止むを得ないな〜と思うけど、生活リズムを安定させたい気持ちもあるので、難しい。
映画 「インターステラー」で出てくる好きな台詞に「前に進むには、何かを後ろに置いていかなければならない(運動の第3法則)」というのがある。 これは子供が生まれてから顕著に思うことだけど、時間は有限であり、この歳になると何かを始めることよりも(そのために)何かをやめる判断をして実際にやめることが圧倒的に難しいが、何かを始めるためには何かをやめることが必要不可欠である。
最近なんかのPodcastで「この1時間の用事に付き合う時間を捻出できないくらいお前は忙しいのか」みたいな話があって、その話者は1時間くらいどうとでも捻出できるだろうというスタンスのように聞こえたけど、自分としてはその相手側の気持ちが痛い程よくわかる。
1時間を捻出することは、もちろんできる。でも、その1時間を捻出するためにどれだけの苦労と犠牲があるのか、そしてそうして1時間を捻出できた時に、ずっとやりたくてもやれなかったことが溜まっている中で、別の可能性を捨ててその誘いに喜んで乗ることができるのか、というのは難しい。それで断られた時に、残念だという感情を抱くのはわかるけど、相手を恨むのはちょっと酷なんじゃないかなぁと思う。
ただ、テクノロジーによってこれまでできなかったことが可能になっている、ということも多いと思う。
いま自分は必死こいてプログラミングを勉強しているけど、これもオンラインという形態が生まれたからこそできていることだと思う。通いのスクールだったら絶対にできてない。
「前に進むには、何かを後ろに置いていかなければならない」のはその通りだけど、「10のことを新しく始めるために10のことを捨てる」のではなく、「テクノロジーの恩恵により、5を捨てるだけで10を得られる」ようになってきたことはとても喜ばしいと思う。